2007年10月2日火曜日

JP



2007年10月1日、Japan Post がスタートしました。
明治以来の旧体制がどのように変わっていくのか、楽しみです。

ラジオを聴いていたら、市井の声として、「営利を追求せず、公平なサービスを提供してほしい」というのがありました。
悪しき平等主義だと思いました。

競争なく、くまなくサービスを提供するコストは、結局はユーザーにはねかえります。
直接的にポケットからお金が出ていかなくても、経済システムとしてお金が新しい産業の育成に回らなければ、全体が沈没します。
ヤマト運輸のような会社が、官との絶望的な闘いの中で磨いてきたサービスレベルは、競争があるからこそもたらされたものです。

また、企業が利益を出さなければならないのは、永続的にサービスを提供し続けるためです。
そのために、従業員に報い、株主の期待に答え、サービス向上の投資をしていくのです。

「サービスを続ける」ということ、これがもっとも大事なことだと思います。

個人的には、郵便局のアットホームな対応は大好きです。
これからは、競争原理の中で、JPの良さを磨いていってほしいと切に願います。