2007年10月4日木曜日

10.4 投資の日

10月4日は、証券投資の日です。
21世紀になって、金融不安、退職金リッチの団塊世代、内外の金利差、銀行の投信委託販売手数料稼ぎ、郵政民営化などを背景に、投資もずいぶん身近な話題になりました。
株式投資も、かつてのようにパチンコと同列のバクチまがいのものとは、さすがに思われなくなりました。
一方で、メディア(口コミも含め)の性(さが)として、「主婦がFXで3億円」とか、「退職金で投資してサブプライムで損失」とか、まるで宝くじに当たったりギャンブルですったのと同じような論調でおもしろおかしくはやしたてます。
円天市場なる、楽天市場も泣きそうな伝統芸的詐欺事件も話題です。
投資に関する学習や教育が、21世紀の大きな取り組み課題です。

日米の投資信託比較で、全体の純資産残高において、発売から10年以上経過した商品の割合は、米国の65%に対して、日本は5%とのニュースがありました。(日経

投資を国民の自立手段として国をあげて取り組んできた米国、投資の意味・位置づけへの意識が希薄な日本。

きょう1日、自分の生き方にとって投資がどういう意味をもつのか、どういう哲学で投資を続けるのか、せっかくなので考えてみたいと思います。