2012年7月10日火曜日

社会に出てから役に立つ受験勉強

こどもの中学受験の年。大手塾の説明会に行ったら、「中学受験は、家族がどれだけ犠牲を払って一緒にやれるかがカギです」と言われました。そこまで犠牲を払って取り組む受験勉強、はたして社会に出てから役に立つことがどれだけあるのでしょうか?ちょっと考えてみました。中学と大学の受験を経験している私自身の私見です。

優先度付け
総合点の勝負なので、いかに多くの正解を出すかが重要となります。ぱっと見て、解けそうな問題を見極め、まずそちらを片付ける。そして時間があまったら、優先度低(難しくて時間のかかりそうな問題に取り組む。これは日々のタスク管理に通じます。

目標達成への執着
受験は、合格という明確な目標があり、日々それにどう近づくかです。期日も待ったなしです。目標達成への粘着力は、仕事でも重要です。

スケジュール力
受験には、半年から人によっては数年を費やします。それなりに長い期間となり、どのように計画を立てて実行するかという力も問われます。

言語力
国語や文章読解は、言語力を鍛えます。

図解力
グラフで2次元的にものをとらえる力が養われます。