2009年11月14日土曜日

親子と師弟

受験生のこどもと毎日葛藤というか怒鳴り合いがあります。

親としては、つい色々と口出しをしてしまいます。
こどもはそれが面白くなく、「あぁ、わかったよ、うっせーなー」となります。
そしてお互いにエスカレートしていき、最後にブチ切れるのです。

自己嫌悪におちいる中、なんでこうなるのだろうと思います。
親は「生きる」ということを全方位的に教えようとし、師弟関係であれば「技」とか「道」とかに焦点をあてて教える、というところに違いがあるのでしょうか。
種としての生存を願い、しつこくまとわりつく親は、うざい存在であり、そこから抜け出そうとして自立しようとするのであれば、うざい親にも存在価値があるのかも。

答えのない中で葛藤は続きます。
そういえば、自分も親に対して同じようにしてきたのでした・・・。

2009年10月18日日曜日

実感

あわただしく時間を過ごしていると、あまり意識することのないこと・・・。

ひとつひとつは些細なことですが、ふとそれらのことを生々しく感じるときがあります。


仕事でいえば、
  • 人と話している時の、相手の目の先や会話の間、表情の輝きと翳り
  • コーヒーの香り
  • まっさらな状態でレポートや提案書を書き始める時のドキドキ感と出来上がりを楽しみにする気持ち
  • ネクタイをピシッと締めた時のやるぞ!という感覚
  • 相手の反応をみながら、緊張感をもって進めるプレゼンテーション
プライベートでいえば、
  • 夜中にふと目覚めてみるこどもの寝顔
  • 帰宅した時の「お帰り!」の合唱
  • 朝つくる味噌汁の香りと味
  • よいドラマを家族でみて共有する空気
  • ぎゅっと握る手の感覚
こうしたことのひとつひとつが愛おしく感じられるとき、「ありがとう」の気持ちに満たされます。
これが、もっとも幸福な瞬間でしょうか。

2009年9月21日月曜日

恥知らずの文化

新幹線通勤をしているのですが、今週2つの出来事に驚きました。


まず、朝わりと混んでいる時間帯に乗車し、3人がけの真ん中の席があいていたので座りました。
すると、隣の窓際のおじさんが朝食らしきものを食べているのですが、なにかグリグリ回しているので見ると、なんと納豆をパックから食べています。
私は納豆大好きですが、さすがに通勤電車で、隣で納豆をぐりぐりかきまぜながら食べられるとうんざりします。ご本人は幸せなのかもしれませんが。

今度は、ちょっと遅めの新幹線で帰って、ホームにおりるとなにやら出口に向かる人のむれをはなれてホームの端っこに向かうおじさんがいます。
股間をまさぐっているので嫌な予感がすると、案の定ホームの端で立ち小便を始めました。

最近、電車の中での女性の化粧風景には、こちらも麻痺してきましたが、今週のアンモニア臭ただよう2つの出来事を通して、日本は「恥の文化」ならぬ「恥知らずの文化」を深めているなあと、悲しく感じ入った次第です。
精神をささえる「美学」がほしいです!

2009年8月10日月曜日

そりゃないよ、MS

Microsoftの製品の中で最も気に入っていたのは、MoneyとAccessです。

Accessは、データベースとしての使い勝手のよさから、仕事でずいぶんとお世話になりました。
そしてMoneyは、プライベートで使い続けて9年目になります。

それが、いきなりの販売終了の通知。
最近、落日を感じさせる同社ですが、少ないとはいえ熱烈な愛好家のいるアプリケーションでこの仕打ち。
PCの王者としてPCアプリケーションで覇権をなしたMSのPCアプリケーションユーザー軽視の姿勢には落胆しました。
インターネットの覇者の座を奪うために経営資源を集中するということなのでしょうが、そりゃないよ!!!

以下のサイトでの通告、あんまりです。

1998 年の Microsoft Money 日本語版リリース以来、個人ユーザー向けの資産管理ソフトとして10年以上にわたって支持を頂いてまいりましたが、米国その他地域で英語版 Money Plus Edition が販売終了となることに伴いまして、日本語版も販売を終了することとなりました。
パッケージ版については7月末をもってマイクロソフトからの出荷が終了となり、9月末までの期間で、「在庫限り販売終了」となります。ダウンロード版については9月末をもって販売終了となります。
2009年9月末以降で Money Plus Edition を購入いただく手段は原則としてなくなる見込みです。あわせまして、同ソフトのアクティベーション受付も2011年1月31日で終了いたします。
Money Plus Edition のオンライン サービス機能である「為替・株価の更新」や各金融機関の取引明細を自動でダウンロードできる「明細自動ダウンロード機能」は、2011年1月31日まで利用可能です。
2011年1月31日以降でもユーザーが各金融機関の明細照会ページから個々に手動で明細ダウンロードをおこなっていただくことで、Money Plus Edition を継続して利用いただくことは可能です。
MSN マネー残高照会サービスにつきましては現状どおり継続されますが、サービス提供期日に更新があれば改めてご案内させていただきます。

2009年8月1日土曜日

「閉」ボタンは押すがドアはおさえない

エレベータを先に降りる人が、降り際に「閉」ボタンをおしながら降りようとします。

まだ乗っている人の時間を節約しようというマナーのつもりのようです。
まことに不思議な光景です。

エレベータのドアが開ききらないうちに「閉」ボタンを押すので、閉まるはずもなく、無駄な行為です。
体は外に出ているのに手だけ中に残ってボタンを押そうとするから、危なっかしくも思います。
中には、ドアが開ききるまで体を停止して、ボタンをおして、閉まり始めるタイミングでさっと手をひっこめて去る人もいます。
ここまでくるとアクロバット的です。

一方、手で開け閉めするドアを後ろから来る人のためにおさえてあげるというマナーは、まだまだ浸透していないように感じます。
中には、おさえていてもドア係だと思うのかまっすぐ前を見てさっさと通り過ぎる人もいます。

自動ドア当たり前のタクシーもそうですが、日本人の思いやりって、ちょっと行きすぎだったり、肝心のところで抜けているところもありますね。

2009年7月18日土曜日

邪悪なるもの

テクノロジーの世界の盟主の座は、IBMからマイクロソフトへ、そしてGoogleがその座を脅かしています。

クロームOSの発表は、「ついに来たか!」という感じです。

Googleは、「邪悪にならないこと」を標榜して来ました。
しかし思うのです。
「盟主=邪悪なるもの」という避けられない構造があるのではないかと。

強大な力を持ったときに、どうやって「邪悪でない」存在であり続けるのか。
Googleにとっての最大のチャレンジは、マイクロソフトを打ち負かすことよりも、その点にあるように感じます。
「邪悪でない」と自己過信するものの心にすでに邪悪が芽生えていたとしたら・・・。
原子力発電所まで自分でもとうとするGoogle。
もしもガバナンスが狂ったら、もしも会社がテロリストに乗っ取られたら・・・。
その存在が邪悪にならないように切に願っています。

2009年7月11日土曜日

私の心

みんなで夢や目標を話し合って、お互いに刺激し合って元気になりたい。
そんな趣旨で2007年から2009年まで「夢を書くサイト」を開いていました。

公開されていた「私の心」をご紹介します。
登録くださった方々、ありがとうございます。


幸せ
毎日前向きなことばかり考えて
生き生きとしている私。
満たされた生活。
継続は力なり
予定のない日はコツコツ毎日続けていく。
待つも大事(2009年方針)
じっくり待って、機会をしっかりとらえる。
シンプルに生きる - KISS (Keep It Simple Stupid !)
ややこしくするな。シンプルにして、本当に大切なことに集中しろ!
元気な声で自分自身を乗せて行く
朝から元気なあいさつ、落ち込んだり、悲しい事があっても、大きな声で自分を鼓舞していく。
Do Your Homework!
なにかをやろうとするならば、そのための準備(ホームワーク)を怠るな!
CHANGE is CHANCE
GをCに変えただけで、チャンスになります! 変化があるから進化する!!
Elegantly on the Fair Way
人生後半は、フェアウェイのど真ん中をエレガントに!
小事は大事
雑にならずに、1つ1つを大切に行こう。
虚往実帰
強く生きろ
 四国に歩いて遍路したとき、人間は強く生きなければならない。
自分と宇宙の力を信じる
安心して委ねる
強い気持ちを持つ
いつも感謝する
自由であり、自分のブランドを築き、社会的であること
これからのワークスタイルとしたい。
生命あるかぎり、続ける
いいことも、よくないことも起きる。
どんなことがあっても、続けている人が勝ち。
人生計画
人生は長期プロジェクト。
いくつになっても新しいプロジェクトを立ち上げられるし、古いプロジェクトに縛られる必要はない。
プロジェクトマネージャーはもちろん自分自身。
自分の人生は、自分でデザインしていく。
人間性を磨く
人間性を磨くこと、すなわち魂を磨くこと、それが大事なことであり、魂を磨く、つまり人間性を高め、素晴らしい人格を身につけることこそが、人生の本当の目的なのです。それを抜きにして現世を生きる意味はありません。(稲盛和夫)
自由、自立、自律
3つの自が、未来を創る。
得意淡然、失意泰然
勝った時はおごらず心は冷静に、また負けた時は悔やまず落ち込まず心を安らかにせよ。
シンプルに生きる
Keep it Simple, Stupid!
躊躇するものは敗者なり
アサツーディ・ケイの創立者の連載より。
こどもに「ほめるシャワー」を注ぎまくり続ける
「ほめる」と「しかる」の割合を9:1ぐらいにする。
とにかく、ほめまくる。
健やかに成長してくれているのを、ありがたいと思う気持ちを忘れない。
ありがとうを百万回
どんな状況でもありがとうを言う。歩く時も、ありがとうとつぶやきながら歩く。朝起きる時、夜寝る時もありがとうと言う。
1秒に1回ありがとうを言うと、1時間で3600ありがとう。1日1時間言うと、1年間で1314,000ありがとう。
エネルギーを注ぎまくる
迷ったら、やる。ボランティアでも、やる。ここまで、と線をひかずに、できることは全てやる。提供する。与える。差し上げる。プレゼントする。深く考えない。ただ、やる。やってあげる。自分の持っているもの、できることを人のためにやる。
Burning Desire をもち続ける
Stay hungry, stay foolish.
Whole earth catalogueのことば。
Steve Jobsのスピーチで引用された。
「一期は夢よ、ただ狂え」
自分を信じろ
自分を信じろ
自分の決断を信じろ
自分の可能性を信じろ
やらない善より、やる偽善。
Nothing is impossible.
酒に害があるのではなく、泥酔する人に罪がある。
ベンジャミン フランクリン。
酒を楽しみ、酒に飲まれるな!
世界の何を痛みとして、世界の何を喜びとするか
恩師のことば。
やらずに後悔するな。やって後悔せよ!
やってうまくいくのが一番いいが、うまくいかなくてもやるべし!やらないでアーダコーダ言うな!
一日一生、一日一死
土光敏夫さんの言葉に「一日一生」に手を加える。
石坂泰三さん流には、「それがしの一日」
朝、生まれたと思ってめざめ、夜、一生を終えたと思って床に就く。
この一瞬一瞬をありがたいと思って生きる。
天国言葉を使い、地獄言葉をはかない
斎藤一人さんの教えに忠実に、天国言葉だけを使う。
チャレンジする
チャレンジする機会があれば、前向きにうけとめてチャレンジする。
運・鈍・根
運に感謝し、いたずらにささいなことに反応せず、根気強く生きる。
好奇心を持ち続ける
好奇心があるから、人生おもしろい。
ありのままでいく
自分は、自分以上でも自分以下でもない。
感謝する
うまくいっても驕るな。お前は生かされているのだ。
人の悪口は言わない
悪口は自分に返ってくる。
前向きに考えて行動する
前進あるのみ。自分が選んだ道。
失ったものを数えない
失ったものを数えるな。残ったものを数えよ。
一生懸命やっている人を応援する
Where there is a will, there is a way.