2007年10月5日金曜日

さりげなさ

いきつけの蕎麦屋に行くと、滅多にないほど混雑していて、待っている人の中に知人Aさんがいました。
Aさんは、その友人Bさん(私の知らない方)と一緒に待っていました。
いっしょに食べようということで、3人で待ちました。

大きなテーブルにつくと、Bさんの隣にいて、すでにそばをすすっていた方(Cさんとしましょう)は、どうやらBさんとお知り合いのようです。私たちの蕎麦が運ばれてきて、Cさんは食べ終えたので「お先に!」と席を立ちました。

おいしい蕎麦を食べ終え、会計しようとすると、なんと「もう先ほどの方(Cさん)がまとめてすませていかれました」とのこと。

Bさんや、その友人のAさんの分まではともかく、見ず知らずの私の分まで会計してくださっていたのです。
聞くと、このあたりでは名の知れた会社の社長さんとのこと。
なんともさりげなく、ありがたいことでした。
さりげない、という言葉の意味をあらためてかみしめました。

それにしても、お礼どころか挨拶することすらしませんでした・・・。
ご馳走様でした!