2007年6月20日水曜日

ブログにおける露出

資産形成関係のブログをみていると、個人が資産内容の変遷やポートフォリオまで公開している例があります。
有言実行で、公開しながら自分を激励しているのかな、などと思います。
あるいは、自信があるのかもしれません。
小説家を志した人が、「銀座のまんなかですっぱだかになるだけの勇気があるか?」と問われたという話を読んだ記憶があります。
インターネットのない時代、本を出すということは、自分を世の中にさらけだすことだったのでしょう。
いまは、驚くほど手軽に世界中に自分を発表できます。
インターネット上での個人の時価総額(金融資産ではなく、個人の人生の集積のようなもの)という新しい価値観も出てきています。
「さらけ出す=恥」から「露出=自己実現のひとつのありかた・手段」というように意識が変わっているのかもしれません。
インターネット時代に、個人のありかた、生き方が変わっていかないほうが不思議なのでしょう。