2009年3月14日土曜日

ユーザビリティ・テスト

マイクロソフトのユーザビリティ・テストの話を聞いて関心したことがあります。
開発中のアプリケーションを、ユーザーに自由にいじってもらい、それをビデオに撮るなどして、徹底的にユーザーの行動様式を研究し、GUIの改善にいかしているということです。
何億本(!)も売れるソフトウェアを世に送り出すのですから、それぐらい当然なのかもしれません。

しかし、e-taxのおそるべき使いにくさに苦しめられるこの季節、どうしてもマイクロソフトは偉大であると思ってしまうのです。
すぐにハングするインターネットエクスプローラや重いOSなど、首をかしげることもありますが、それでも企業努力として立派です。

e-taxは、そもそもエラーになったときのメッセージからして意味不明です。
ITにわりと親しんでいる人間にとってこれでは、そうでない層の人にとっては苦痛そのものでしょう。
これで電子申告の比率を高めようとは、あきれます。

お役所さん、ユーザーの立場でつくってください。お願いします!

2009年3月9日月曜日

>幸福な国民生活は最終的に消費によって実現???

「新聞に識者の声として「日本は個人消費が主導する経済に転換する必要がある。

幸福な国民生活は最終的に消費によって実現するからだ」
とありました。

幸福は、消費によって実現・・・?
ちょっと、意識のずれを感じます。
たしかに、ショッピングしているとアドレナリンがあがりますが、それだけ?

中村天風の「そも人生の真の幸福は、あらゆる苦悩を苦悩とせざる心の中に存在する」という言葉をかみしめたいものです。

2009年3月8日日曜日

Yes, we can

中学生の長男に、「いま流行っている言葉は何だ?」と聞きました。
ついこの間までは、By the way(ところで)という言い回しが流行っていました。
いまは、Yes, we can!だそうです。
さすがミスター オバマ。
「やったらできた!」になるかどうかは未来の人のみぞ知る-ですが、リーダーが簡潔なことばで大国をひっぱれるというのは素晴らしいです。
まだまだ、米国は偉大です。

2009年3月7日土曜日

CIAがウォール街からスカウト

新聞に、「CIAがウォール街から金融人材をスカウト」との記事。


これには笑えました。
1-2年前だったら、エイプリルフールのギャグと思われたでしょうが、いまや優秀な人が殺到しそうです。

タレントが、各所に散って活躍するのは、マクロ的にはいいことなのでしょうね。
CIAがパワーアップして、世界がますます不安定にならなければいいですが。