2008年3月31日月曜日

百科事典

ふと、マイクロソフトのエンカルタを買ってみました。
電子版の百科事典です。

マルチメディアや、こどもの好奇心をそそるようなコンテンツが次から次へと出てくるのかと期待しすぎていたせいか、少し物足りなさを覚えました。

考えてみれば、ちょっとした調べ物はインターネットで検索すればよいし、電子辞書もあるし、地球儀や地理などはGoogle Earth が楽しいし・・・。

もはやこのようなソフトの意味が薄れているのかもしれません。

こういうところでも、Google vs. Microsoft の大きなうねりを感じます。

個人的には、こどもがエンカルタでいろいろと知的好奇心や興味をもつようになってくれればいいなあ、とは思います。

2008年3月28日金曜日

権力者

こどもと東武ワールドスクウェアに行きました。
42の世界文化遺産をふくめ、世界中の名所の25分の1の世界が楽しめます。

ガイドツアーというのに参加し、建物の彫刻の意味など知らないことをたくさん聞くことができました。

権力の誇示や宗教的な目的などによって壮大な建造物を膨大な時間と労力(=お金)でもってつくらせた権力者のパワーは、すさまじいものです。

文化遺産は、権力の歴史でもあるのだなあと実感しました。

2008年3月27日木曜日

ほめる・しかる

できるかぎり、よいところをほめてあげようと思っても、ついしかってしまったり、「なぜできないのか」と追及してしまったりすることがあります。

これは、相手への期待があるからこそ、その期待に達しないことにいらだってしまうからという気がします。
良い方に解釈すれば、相手への期待、愛情(恋愛感情でなく)があるかあらこそ、相手に嫌がられてもそこまでふみこむのでしょう。

一方で、このようなスタンスだけでは相手がやる気を失ったり、萎縮します。
相手への期待・愛情を、やはり肯定的なコミュニケーションで表現していこうと常に意識していないと、行動が変わらないようです、私の場合。

2008年3月26日水曜日

過去の自分からのメッセージ

自分が過去に残した書きつけなどを、たまに資料整理の際などに見返します。

「何歳になったら何をする!」などと書いてあり、すでにその年齢をこえていることもあります。

なしとげていることもあれば、未完のこともあります。

でも、昔の自分という応援団がいるようで、けっこういい気分です。

これからも、未来の自分へせっせとメッセージを送ることにしましょう。

2008年3月25日火曜日

花見

週末に、こどもと早咲きの桜の木の下で花見をしました。
こどもは、花より団子ならぬお菓子とジュースでした。
あまりにも咲いている木が少なく、まわりに誰もいないので、ゆったりと花見を楽しめました。

今年の冬は、平年並みの寒さということでしたが、昨年が暖冬だったので永遠に続くかと思うほどの寒い思いをしました。
それでも、必ず春が来る。

どんなに悲惨な冬にも、必ず春が来ます。

2008年3月24日月曜日

卒業

長男の小学校卒業式がありました。
6年間、あっという間だったようでもあり、あっという間であったようでもあります。

41人、それぞれ晴れがましい表情で巣立って行きました。

平和に、無事に小学校時代を過ごせた幸せを、いつかじっくりとかみしめてほしいものです。

そういう私も、自分自身が小学校時代を無事に平和に過ごせたことに感謝しています。

2008年3月21日金曜日

社会人への旅だち

地元の大学を卒業し、4月から大手インターネット企業に勤めるアメリカ人青年の卒業を祝うランチがありました。

25歳にしての旅立ち。
思えば、さんざん回り道した私が社会人になったのと同じ年齢です。

遠距離通勤するということで、飲み会など日本の会社の文化などがどうなのか、いまから楽しみでもあり、不安でもあるとのことお。

彼とは、比較文化論の講座で知り合ったのですが、まさにこれから道の比較文化の世界に入っていくわけです。

いろいろと面食らうこともあると思いますが、違うということから可能性が生まれてきます。

Good Luck !

2008年3月19日水曜日

市場が絶対

サブプライム問題も、いよいよ金融機関の破たん局面になってきました。

1株60ドルから30ドルに急落したベアスターンズが、2ドルでJPMCに買収。

一夜にして何十分の1になってしまうとは、US資本市場のダイナミックさ(?)を感じさせてくれます。

日本だったら、ストップ安が何日も続くのでしょうが。

売ることもできずにストップ安でいたずらに日を過ごすよりも、ガーンとリアルタイムに市場に答えを出させる。

良し悪しは別として、市場に対する姿勢の違いをあらためて感じます。

それにしても、すごいチャートです。





2008年3月18日火曜日

ヨシ焼き

渡良瀬遊水地のヨシ焼きを見に行きました。
ヨシを中心とする湿地を保護するために、焼くことが有効とのことです。
空は黒煙で暗くなり、灰が降ってくるという状況。
ちょうど直前に東京大空襲についてのテレビ番組を見ていたので、こどもたちもなんとなく不安そうでした。

自然と人間の共存ということを考えさせられる機会でした。

2008年3月17日月曜日

とっさのひとこと

ふと思い立って、近所の神社に祈願に行きました。
赤ちゃんを連れてお宮参りの家族がいて、感慨深げにお参りをしていました。
ほかに待つ人もおらず、こちらもいそいでいないので、はなれたところで番を待ちました。
その家族が帰るとき、ご主人がすれ違いざまに「お待たせしました」と言ってくれて、「とんでもない」と返しました。
しばらくして、「おめでとうございます」と言えばよかった!と気付きました。

とっさのひとこと、なかなか出ないものです。
ふだんから、ほめたり喜んであげる気持ちを口にする習慣づけが必要な気がします。

次こそは!

2008年3月14日金曜日

否決

次期日銀総裁候補が、参院で否決されました。
理由があってのことでしょうが、どうしても違和感があります。
1つは、対案なしに、やみくもに反対しているように思えること。
ベターな案があるのであれば出すべきだし、ないのであればベストでないにしてもセカンドベストとして了承すべきだと思います。

もう1つは、候補者の心情です。
これだけの大役をひきうけるにあたり、身を削られるであろうことに相当な覚悟もしていることでしょう。それが、ただやみくもに「反対!」と言われたのでは、燃えるような思いに水をかけられた気がするのではないでしょうか。

未来を考えず、人の気持ちを考えず、対案を出さずにただ反対という人には、失望します。

2008年3月13日木曜日

偽の次は裏?

昨年の漢字は、「偽」というイヤーなものでした。

大阪市の裏金事件といい、スルガコーポレーションの裏社会とのつながりといい、「裏」という漢字が目につきます。

今年は、まさか「裏」が漢字オブザイヤーにならないでしょうね!

ホンモノでいきましょう!!

2008年3月12日水曜日

日中の人生観比較

博報堂生活総合研究所の日中生活意識調査の結果を読みました。
http://www.seikatsusoken.jp/pdf/release/20080310.pdf

中国人は、安定した会社で合理的・積極的に働き、早期リタイアしたい。

日本人は、やりがいを求めて自己実現したい。

中国人は前向きでストレスが少なく、健康意識高い。

日本人はストレスが多く、休息を求めている。

もちろん、ステレオタイプ的に見てはいけませんが、いまの両国の勢いの差が、そのまま人の意識にもあらわれているようです。

以前、大連に行ったときに、研修中の中国の若者たちのほとばしるような意欲・向上心に圧倒されたものです。

勢いも、大切ですね。

2008年3月11日火曜日

新年度

4月からは、学校や多くの職場で新年度です。

クラスが変わったり、異動で新しい職場に行ったり。

年度が変わって、リセットできるというのはいいことです。

リセットすることで、次への進化も生まれます。

また、新しい環境でチャレンジしようという気もわいてきます。

新年度、待ち遠しいですね。

2008年3月10日月曜日

昭和館

九段下にある昭和館に行きました。
昭和10年ごろから30年ごろまでの庶民の生活を伝える家具や衣服や日用品があり、当時のニュース映画や写真などをみることもできます。
平和ボケしている自分には、戦時中の質素な食事(すいとんなど)や、戦後の預金封鎖などの歴史が鮮烈に迫ってきます。

歴史に学ぶ、歴史を後世に伝えることの大切さを実感しました。
それにしても、いまの世の中は、物質的にはなんと幸せなのでしょうか。

2008年3月7日金曜日

競争する幸せ

わがやは6人家族なので、食べ物も6で割ります。

いちごなど、1パック買っても、12個入りとして1人2個です。

みんな、甘そうで大きそうなものをねらいます。

あっという間に胃袋に入ってしまうので、もっと食べたいなあ、と思いつつ終わりです。

先日、知人のいちご農家からとれたてを買いました。
はんぱものを大量にくれたので、食べ放題にしました。

ところがどうしたことでしょう。
6で割るときのようなありがたみというか、1つぶ1つぶへの愛着がありません。

人は、ちょっとした競争(より甘いものをとろう、というような)に喜びを感じるのだなあ、などと思ってしまいました。

2008年3月6日木曜日

ガッツ

自分のこどもを見ていると、ガッツ(負けん気とでもいいましょうか)はどのように生まれるのか、考えてしまいます。
ひとりは、ガッツがまるでみられません。ほめたり、けしかけたり、いろいろやってみたものの、「自分から向かっていく」というエネルギーがないようです。
もうひとりは、ほっといても自分からどんどんやります。そういえば、まだろくに話せないころから、「ジブンデ!」(自分でやる!)と怒っていました。

なにかのきっかけで、ガッツが体内に芽生える気もするのですが、こどもをみていると生来のものもあるのかな、とも思います。

親としては、やっぱりガッツある人間に育ってほしいですが。

2008年3月5日水曜日

グループシナジー

3月4日の日本経済新聞朝刊の記事に笑いをもらいました。

ゆうちょ銀の資料をクロネコメール便で送っていたとのこと。

ゆうちょ銀行は入札を実施、郵便事業会社は入札に気付かなかった。

ある意味で競争原理が働いて、あぐらをかいているものはすくわれるというお手本です。

それにしても、やっぱり、このグループは大丈夫か?と思ってしまいます。

独占事業に風穴をあけている小倉昌男(故人)軍団=ヤマト運輸に拍手です。

2008年3月4日火曜日

本当にやりたいこと

日常は混乱の連続なので、それらをときほぐそうとしていると、ときどき本当にやりたいことを忘れそうになります。
「・・・が気にくわない」
「・・・のおかげでやる気がうせた」
などと、ついぐちってしまいます。

そういうとき、ふーっと深呼吸して、自分が本当にやりたいことはなんだったっけ?と自問するようにしたいと思っています。
それが本当にやりたいことであれば、目の前のこんがらがりをとくのは、こえなければならない道です。
ぐちっているひまがあったら、1ミリでも前に進む。
そうしたいものです。

2008年3月3日月曜日

うぐいす

朝、外に出るとうぐいすが大きな声で鳴きました。
実によく通る、きれいな声です。
思わず、こちらもしゃきっとしてしまいました。

うぐいすと共に生きている幸せをかみしめる瞬間です。