2008年2月29日金曜日

狂乱物価

物心ついてからこのかた、狂乱物価というのを経験していません。
よく、借金大国日本は、このままでいくとハイパーインフレになるとおどかされます。
それはきっと、とてつもなくおそろしい世界なのでしょうが、経験していないので実感できません。

ガソリンの値段が、体感的には安いころの1.5倍ぐらいになった気がします。リッター100円が150円ぐらい。
とても痛いですが、その分、ガソリンの消費を3割減ぐらいにすればいいや、というぐらいの気がしています。

狂乱物価というと、リッター5千円とか、1万円とかの世界なのでしょうか?
そうなると、もはや思考能力が停止し、ファイナンシャルプランニングどころか、毎日をしのぐのがやっと、という気がします。

備えておくべきなのでしょうが、さて、なにから手をつけようか・・・。

2008年2月28日木曜日

花粉の季節

重症の花粉症である妻のシーズンが始まったそうです。
このつらさは、本人にしかわからないのでしょうが、はためで見ても同情します。

先日、知人の耳鼻咽喉科の医師に聞いたら、効果があるのはステロイド注射か、スギのエキスを4-5年かけて少しずつ注射する方法とのこと。

どちらも、ちょっと尻ごみしてしまいそうです。

花粉のとんでいないところに住めればよいのでしょうが、それほど自由もききません。

今年も、空気清浄機やらマスクやら、あの手この手での対処になるのでしょう。

2008年2月27日水曜日

画面に映る自分

ビデオ会議で、画面に映る自分を見ます。
体の向きとか、姿勢とか、うなづきかたとか、いちいち気になります。
電話だけの会話と違って、視覚的にもコミュニケーションすることになるので、けっこう気を使います。
リアルタイムで自分の姿も確認しながら話せるので、修正がきくのはよいことです。

ふだん当り前のように見ているテレビに出てくる人たちは、実はとても洗練された立ち居振る舞いなのだなあ、と改めて感心します。

2008年2月26日火曜日

こどもといる時間

親子ともども風邪をひき、一番下のこどもと家にいました。
ふだんは、ほかの兄弟との喧噪のなかにいて、静かに過ごすことができません。
この子も、おいていかれまいと大声で話し続け、うるさい!と言われています。
ひとりだけだと、ものしずかに遊んだり、甘えてきます。

親子で静かにゆったりと時間を過ごせるというのは、最高にぜいたくなことだという気がしました。
体調はぼろぼろですが。

2008年2月25日月曜日

佳作

中学校の作文で佳作をもらって以来、おそらくわが人生で2回目の佳作を、日経家計プロジェクトでもらいました。

ほかの方々のエッセーが、とてもおもしろく、また励まされます。

書くということは、やっぱりすばらしいですね。

こどもに自慢したら、自分も作文を書こうとやる気になっていました。
賞金でゲーム機を買おうということのようです。


2008年2月22日金曜日

湯たんぽと省エネ

今年の冬は、どういうわけか特に寒さがこたえます。

とうとう、湯たんぽを買いました。

これがなかなか気に入っています。

2リットルちょっとのお湯で、朝までポカポカ。

朝は、そのあたたかい水で顔を洗います。

いままでは効率の悪い電気ヒーターを使っていたのですが、それよりもあたたかい!

そして、省エネのような気がします。

こどもたちには、電子レンジであたためる「ゆたぽん」なるものを買い与えましたが、けっこう喜んでいます。

なぜか、お湯をわかして入れるほうが、省エネのような気がするのですが、実際どうなのでしょうか?

2008年2月21日木曜日

三国志

こどもたちが、まんがの三国志にはまっています。

次男の名前は、三国志に登場するある人物の名前に影響されてつけたのですが、その次男がもっともはまっています。

私自身は、吉川英治の三国志に夢中になっていたので、こどもと共通の話題ができてうれしいです。

いまあらためて読むと、その奥の深さに驚きます。
いろいろな戦闘における策のめぐらしかた、退却のありかたなど、ビジネスの世界に転用できることが多くあります。

中国文明の偉大さを実感します。

中国の人たちが、どれぐらい古典から学び取っているのか、いちど聞いてみたいものです。


2008年2月20日水曜日

リーダーのビジョン

最近、いろいろな組織のリーダーの方とお話をする機会があります。

リーダーが目を輝かせながら、自分のことばでビジョンを語ると、ひきこまれます。

借り物のことばで嫌々(?)話されると、「大丈夫かな?」という気になります。

いまさらですが、リーダーが志を高くもって、それを語っているかどうかは、組織にとって生命線ですね。

2008年2月19日火曜日

助言を求められる喜び

親がこどもに助言や手伝いを求める、というと、親としてはためらうことがあります。
小学生ぐらいだと、まともな助言を期待できない、余計な心配をかけたくない、勉強に専念させたい、などいろいろ理由があります。
こどもの側から考えると、親に手を貸してくれといわれることは、自分を一人前の仲間として認めてくれている、という喜びにつながります。
「認められる」「承認される」喜びです。

これは、親子に限らず、職場での関係でもそうでしょう。
助けを求められるということは、自分の価値を出す機会をもらうことであり、認められることであり、いっしょに何かに取り組むチャンスです。

素直に助けを求め、自分が求められたときにはそれをありがたいと思う。
そんな風でありたいものです。

2008年2月18日月曜日

住民基本台帳カード

e-Tax のために、住民基本台帳カードをつくりました。
身分証明書があれば、それほど待たずにその場でもらえます。
カード交付手数料が500円。e-Taxに必要な電子証明書は、プラス500円で計1,000円。

顔写真も印刷されているので、身分証明にもなります。
悪用されるのは困りますが、これでいろいろと利便性があがることを期待します。
スウェーデンでは、 国民ひとりひとりが半世紀以上前から「個人番号」を記した身分証明カードをもっているそうです。
毎年3月、全国民は所得、預金金額が記された税金の確定申告の用紙を受け取り、誤りがなければサインして送り返せばよい、とのこと。
税率は高くても、シンプルであることがベストだと思ってしまいます。
その分、得られた時間的・精神的余裕を、より人間らしいことに使えるわkです。

日本でも、銀行窓口にいかなくても、かなりのことがリモートでできるようになってきました。
行政サービスも、窓口にいかずにすませられるようになってくると、ずいぶんと助かります。
世の中、スピードはともあれ、前進しているだと思います。

2008年2月15日金曜日

場をつかむ

寄席で感心するのは、噺家やいろいろな芸人の場をつかむ能力です。
席を立った人がいると、「みんな帰っちまう」とぼやいたり、席をさがしている人がいると壇上から「そこがあいてますよー!」と誘導したり。
天性のファシリテーターではないかと思います。
間の取り方、呼吸、雰囲気のつかみ、など参考になることが盛りだくさんです。
血のにじむような修行があってこその能力なのでしょうね。

2008年2月14日木曜日

目は口ほどに物をいう

話をしているときに、目を見ていると、いろいろなことが伝わってきます。
  • 表面上は関心をもっているようだが、心ここにあらず。
  • 言葉は少ないが、きらきらと好奇心をもって聞いている。
  • 感情や共感が感じられない。
  • こちらを値踏みしている。
などなど。

もちろん、こちらの主観なので、実際には相手の考えていることは違うのかもしれません。
でも、口から出す言葉がその人の考えを伝える手段であるのと同じように、目もその手段のひとつであるとすれば、目は口ほどに物をいいます。

まあ、これが人と接することのこわさでもあり、おもしろさでもありますね。

2008年2月13日水曜日

全寮制

長男が4月から全寮制の中学に行きます。
そんな話をすると、「うちの子も寮だった」という人がいたりします。
ある高校では、上下関係がきびしく、1年は奴隷、2年は平民、3年は王様で、入学した夏には見違えるように変わったとのことです。
もちろん、いじめなども心配ですが、親からすると、親ではできない教育を受けさせられたということのようです。
我が家の場合どうなるか不安ですが、共同生活を通して友人をたくさんつくってほしいというのが最大の願いです。
そして、こんな世の中ですから、自分で生きていく力をつけていってほしい。
ああ、親ばかですね。

2008年2月12日火曜日

津波のようなエネルギー

神奈川県の特定非営利活動法人 ベンチャー支援機構TSUNAMI が主催するTSUNAMI新春交歓会&第104回ビジネスプラン発表会 というのに縁があって参加しました。
4社の新進気鋭のベンチャーのトップによるビジネスプラン発表、大広間いっぱいのパーティーと、「こんな世界があったのか!」というような活気でした。
名前の通り、津波のようにエスタブリッシュされた世界を飲み込みそうなエネルギーです。
自分も、波のひとつでありたいと思うひとときでした。

2008年2月8日金曜日

サウジアラビア

サウジアラビアの話を聞く機会がありました。
ラクダと石油のイメージしかなかったので、いろいろと好奇心を満たせました。

たとえば、

  • 1902年からサウド家による王制が続いており、サウジアラビアとは「サウド家のアラビア」という意味。
  • 人口の半分は20歳未満。2312万人の人口のうち、外国人が624万人。(世界各国経済情報ファイル2007(JETRO))。
  • 世界経済フォーラムの男女の格差ランキングでは、128か国中124位(日本は91位)。

個人的に、観光以外でサウジアラビアとどのように関われるのかわかりませんが、関心をもち続けたいと思います。

埋蔵石油の価値の資産は、1バレル100ドルとすると、なんと2900兆円!
日本の家計の金融資産が1500兆円とすると、2倍です。

2008年2月7日木曜日

2分の1成人式

10歳の次男の授業参観で、2分の1成人式というのがありました。
10年後の自分がどうなっていたいか、10年後の自分へのメッセージなどを作文にし、ひとりひとり読み上げます。
背景には、約10年前の赤ん坊のころの自分の写真を映すという演出です。

親への感謝のことばなどを述べてもらうと、10年間のことが思い起こされ、けっこう感激です。
これから10年、また信じられないスピードで成長するのでしょう。

思う存分、未来を拓け!

2008年2月6日水曜日

グローバルな会社で働くということ

グローバルな会社を離れて1年以上が過ぎ、同じ人生とは思えないほどです。

ガイシケイというと、有無をいわさぬリストラなど、とてもこわいイメージがあるようです。

実際に経験した立場からすると、



【良い点】

・合理的、筋道がたっている

・とにかくいろいろなカルチャーや考え方があり、それがダイナミックな力を生む

・日本人であることの強み・改善点を嫌というほど考えさせてくれる

・世界という視点で物事をみることができる



【悪い点】

・「あれ?」と思うようなことも含めてトップの指示が絶対(組織論としては良いことなのかも)

・見栄えの良いレポート、数字づくりに走りがちになる(成果のアピールがうまいものが得をする)

・日本人ムラのある組織だと、外国人と日本人の間にはさまれて辛い立場となる場合がある



21世紀の日本の大きな流れとして、多様性の加速は必ず起きると思います。

国籍もそうだし、年齢も、性別もです。

国境を敷居を下げ、多国籍な人たちと、女性や高齢者が活躍していかなければ日本は衰退するでしょう。


グローバルに働くということが、当たり前のこととなる日も、案外遠くないかもしれません。


余談ですが、いま現在に「真にグローバルな会社」といえる会社がどれだけあるか、興味深いところです。

2008年2月5日火曜日

日曜日の朝、窓をあけると一面の雪景色でした。

我が家もご近所も、立派な雪だるまが立ちました。



雪が珍しい土地に住む人間にとって、雪は非日常であり、新鮮で、得をした気がします。

雪国の人にとっては、日常そのものなのでウンザリでしょう。



日常と非日常のバランスがとれないと、精神的にも負担が大きいですね。

午後にはかなりとけてしまい、雪合戦というわけにはいきませんでした。

2008年2月4日月曜日

生きる力

小学6年生の長男が、湿度についてちゃんと答えられないので、驚きました。

小学校で習うのかどうか、さだかではないのですが、愕然とします。

家で生活の基礎知識として教えていなければいけなかったのでしょう。

当然、加湿器の意味もわからず。



湿度によって、風邪に気をつけるとか、カビに気をつける。
そんな、生きる力が欠落しています。

親の責任を感じてしまいます。
同時に、恵まれすぎているいまのこどもたちが、心配になります。

2008年2月1日金曜日

待つこと

私は行列や待つことが苦手です。

列を見ただけで逃げ出したくなります。

待っている間に、余計なことをいろいろと考えます。


しかし、じっと待つことで、期待以上のものが得られることも多々あります。

待っただけ食事がおいしかったとか、待っただけ株価が値上がりしたとか。


泰然として待つ。そうありたいものです。