新緑のあざやかな季節です。
車で両側が林になっている道をいくと、思わず歌いたくなります。
このあざやかな色に、生命の躍動を感じるからでしょう。
20年ほど前に、自転車で四国をいまの季節にまわり、山々の緑に感激したことを思い出します。
2007年4月27日金曜日
2007年4月26日木曜日
勿体ない
大学の比較文化論を聴講していて、「勿体ない」という言葉についてあらためて考える機会をもらいました。
広辞苑によれば、勿体とは「物の本体」であり、勿体ないとは「ものの本体を失する」という意味だそうです。複数の意味がある中で、「過分のことで畏れ多い。かたじけない。ありがたい。」という意味があります。
お年寄りの方が、なにかよいこと(贈り物をもらったり、親族にめでたいことがあるなど)があると、「もったいないことだ」と言います。宗教学者の人が書いた、日本人の自然観、無常観として知らず知らずのうちにしみついた感覚だ、という文章を読み、なるほど深い背景があるなあと思った次第です。
私がやりたいのは、勿体ないのもうひとつの意味(より一般的に使われる意味)である「そのものの値打ちが生かされず無駄になるのが惜しい」という感覚をベースとして、「あるものを活かす」ための基盤をつくることです。それが実は、「かたじけない。ありがたい。」にも近いなあ、などと思っています。
ラベル: ひとりごと
2007年4月25日水曜日
2007年4月24日火曜日
歩数計つきの携帯電話
携帯電話をドコモのらくらくホンⅢという機種に変えました。
歩数計がついているのが、いまのところこのシリーズだけということで、買ってみました。
このシリーズは、年配の方を対象にしているらしく、表示される字もボタンも大きく、操作もわかりやすいので、とても使いやすいです。
ユニバーサルデザインの大切さを実感しました。
もっとも、私が、このシリーズの対象の年齢層に仲間入りしたということもあるのでしょうね。
ラベル: デザイン
2007年4月23日月曜日
2007年4月20日金曜日
レコメンデーション Recommendation
データマイニング(Data mining )手法により、顧客の購買履歴や取引履歴を分析して、ヒット率の高い販促をすることが一般的になりました。Amazon.comの「この本を買った人は、こんな本も買っています」表示などです。
データマイニングが進化していくと、「あなたが自分で認識しているよりもさらに正確に、あなたのほしいものやあなたに適したものを探し出します」という笑うに笑えないジョークまで出てきます。こうなると、もはやビッグブラザーに心まであやつられているような状況でしょう。
情報化社会の進展は、自我・自由意思を鍛えていかないと、とんでもない方向に行きかねないものです。
ラベル: ひとりごと
2007年4月19日木曜日
郵便局会社
今朝の新聞に、郵便局会社が顧客管理をSalesforce.comに委託するという記事がありました。
郵便局会社のビジネスモデルがどう進化していくのだろうか。日本人のほとんどが利用するであろう郵便局会社で扱われる顧客情報が、海外の会社によって管理されるということは何を意味するのだろうか(導入があくまでも日本国IT部門というべきN社であるとはいえ)。などなど、いろいろと頭の中をかけめぐりました。
とはいえ、運輸でのJR、通信でのNTTも、大変な過程があったでしょうが、民営化によってこそいまの活力があると思います。JRのSuicaなど、驚きを与え続けてくれています。それらに続き、金融・物流での郵政の民営化は同様に、金融後進国の日本の未来への礎となるようと願っています。
ラベル: 世相
2007年4月18日水曜日
凡庸な起業家
リクルート創業者である江副浩正さんの「リクルートのDNA-起業家精神とは何か」を読みました。久しぶりに、残りページが少なくなっていくのが悲しくなるほど、おもしろい本でした。
江副さんというと、リクルート事件での記憶しかありませんでしたが、自らを凡庸で内向的という飾らぬ語り口に、かえって凄みを感じました。組織に哲学とか理念を浸透させる才能が非凡だったのではないかと思います。
易経の「窮すれば変じ、変ずれば通じ、通ずれば久し」を人生の指針の1つにしていて、もっと積極的に表現した「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」という社訓。この言葉は、強烈なオーラと人を突き動かす力をもっています。
ラベル: 世相
2007年4月17日火曜日
2007年4月16日月曜日
2007年4月13日金曜日
2007年4月12日木曜日
2007年4月11日水曜日
2007年4月10日火曜日
2007年4月9日月曜日
コミュニケーションミス
サイト開設準備にあたり、あるサービスの利用を申し込みました。大事なことを念押しで確認した上で決断したと思っていたのですが、申し込み後に大きく認識の違いがあることがわかりました。
こちらの説明も言葉足らずだったという反省があります。
百里の道も、九十九里をもって半ばとせよ。つめの甘い自分を、あらためて気づかせてもらいました。
ラベル: ひとりごと