2007年7月13日金曜日

HMD(ヘッドマウントディスプレー)

オリンパスが、配線のない眼鏡型のディスプレー(HMD)を試作したという記事を読みました。
マイケル・クライトンンの作品に、コリドー(廊下)とよぶ機械をHMDをかけて歩きながら、まるで書庫をバーチャルにみているように電子ファイルを探す、という描写がありました。この小説では、メガネでみているバーチャルな視覚に酔ってしまい、ひどい目にあうという展開でした。

オリンパスの配線なしのHMDは、2012年ぐらいの実用化を目指すということです。きっとクライトンの小説のような副作用は解決されているのでしょう。ユーザーインターフェイスの進化は、テクノロジーの進化の最後の聖域のひとつでもあり、楽しみのひとつです。