2007年7月20日金曜日

村上被告に実刑判決

村上ファンドの村上被告に懲役2年の実刑判決が下されました。
ホリエモンといい、村上被告といい、あれだけ時代の寵児としてもてはやされて、見るも無残ないまの姿です。
まさに、「盛者必衰のことわりあり」。
人間の性として、どうしても負の面、有名人の転落するというワイドショー的要素に興味をおぼえます。
一方で、資本市場をより公平なものにしていく、旧体制を打破する、という正の側面もあったわけです。
村上被告は、能力といい、実績といい、そのためのロールモデルになれる人だったと思うので、残念です。
志のある次の人たちが出てくることを祈ります。
時代が求めているのは、ロールモデルだと思います。
どうも、反面教師ばかりが表に出てきますが。

それにしても、失敗がなく、能力のある人の落とし穴は、おごってしまうことのようですね。