2007年7月18日水曜日

ダウ14K?

ダウ平均が7月17日終値で13,971.55ドルと、14,000ドル突破目前です。
今年になって13,000ドル突破したばかりなのに、もう14,000ドルとは驚きです。
すでに15,000ドル?という声も聞かれます。
ブル派のひとつの理由づけに、グローバル化があります。
米国大企業の利益の3分の1は海外から得ている、などのデータをもとに、企業活動が分散・多角化しており、新しい成長の流れにあるというものです。
なんとなく、2000年以降のITバブルのころにいわれたニューエコノミーについての理由づけを思い出し、ちょっと不安でもあります。
momentum driven market(勢いにひきずられるマーケット)についての懸念も引き続きあります。
まあ、市場に欲望がある限り、長期的には上がるということなのでしょう。

次は、NASDAQに流れが向かうと思われますが、どうでしょうか。
7月17日終値で2,712.29ドル。ITバブルの5,000ドル超へはまだまだ遠いです。
欲望の力はきっと、その距離も埋めてしまうのでしょう。