1990年に出版された「日はまた沈む」(ビル・エモット著 草思社)を読んでいます。
実際に執筆したのは1987年から89年だと思うので、日本経済の勢いがとどまることを知らない絶頂期でした。
そのころに、日本の凋落について書くというのは、とても勇気と自信のいることだったと思います。
当時は、ジャパン・バッシング(日本たたき)全盛でした。
約20年たったいま、ジャパン・パッシング(日本とばし)になってしまいました
そのころの人たちには、想像できないような下降が続きました。
ビル・エモットのいうように、ジャパン・パッシングが大勢を占める今、すでにそれをうちこわす種子がしっかり根づいていると信じたいものです。
2007年11月16日金曜日
日はまた沈む
ラベル: 本