教育再生会議などで、教育の世界に競争原理をもちこむ議論がされています。
ワタミ社長がバウチャー制度の導入を提言するなどです。
私は、競争原理によって改革がなされると信じます。
一方で、その過程で多くの混乱がおきるだろうとも思います。
なぜなら、現状では教師も生徒も生徒の親も自立していないからです。
それぞれが、他人がなんとかしてくれる、と思っている限り、自立しないし、競争しようにも無残に打ち砕かれるでしょう。
競争原理があれば、自立がうながされるのか、自立がすすめば競争が回り出すのか。
答えは白か黒かではないでしょう。
しかし、自立とセットでない限り、競争は荒廃をもたらすと思います。
2007年11月6日火曜日
教育における競争と自立
ラベル: 教育