2007年11月6日火曜日

教育における競争と自立

教育再生会議などで、教育の世界に競争原理をもちこむ議論がされています。

ワタミ社長がバウチャー制度の導入を提言するなどです。

私は、競争原理によって改革がなされると信じます。

一方で、その過程で多くの混乱がおきるだろうとも思います。

なぜなら、現状では教師も生徒も生徒の親も自立していないからです。

それぞれが、他人がなんとかしてくれる、と思っている限り、自立しないし、競争しようにも無残に打ち砕かれるでしょう。

競争原理があれば、自立がうながされるのか、自立がすすめば競争が回り出すのか。

答えは白か黒かではないでしょう。

しかし、自立とセットでない限り、競争は荒廃をもたらすと思います。