2007年9月20日木曜日

セマンティック・ウェブ



Economist.comにセマンティック・ウェブに関する記事がありました。
http://www.economist.com/displaystory.cfm?story_id=9716955

たとえば旅行するとき、航空券予約し、ホテルを予約し、レンタカーを予約し、空港の駐車場サービスを予約し、現地の地図や天候を確認し、・・・といろいろとやることがあります。

もちろん、Webのおかげで昔よりも格段に便利に、電話やカウンターで長時間待たされることもなく、しかも多くはより安く利用できるようになりました。

しかし、これらがあたかも秘書に頼むがごとくに一連の依頼としてWeb上で行えたら、と思うようになるわけです。

このように、「Web上を意味によって有機づけする」というのがセマンティック・ウェブだと思っています。
実際に、TripIt なるサンフランシスコの会社が、このようなサービスをベータ版で提供しています。

また、金融サービスでは、Wesabe も紹介されています。

"bank puke"(銀行のヘド)という表現が、なんとも強烈でおかしいですね。山と送られてくる取引明細などのヘドを、まとめてWebにぶっこむ、ということらしいです。

Webの進化への強いエネルギーを感じます。