個の自立において、お金のリテラシー(Financial Literacy)は重要な柱です。
日本でも、お金の教育のためのセミナーや、本、ブログなどがいろいろあります。
米国はどうでしょうか。
ベースボールの球場でも、株価が表示される国です。生活とお金のリテラシーが一体化しているように思います。
米国には、U.S. Financial Literacy and Education Commissionというのがあります。
「米国お金のリテラシーと教育のための委員会」とでも訳しましょうか。
the Fair and Accurate Credit Transaction Act (FACT Act) という法律によってつくられたものです。
www.mymoney.govという教育・啓蒙サイトを提供するとともに、米国内で1-888-MYMONEYという番号のフリーダイヤルを用意しています。
mymoney.govでは、次のようなトピックでお金についての情報や知識を提供してくれます。 (主に、参考になる情報へのリンク集のようになっています。)
- 予算をたてる
- 税金を払う
- クレジットカード
- ファイナンシャルプランニング
- 家を買う
- こども向けコーナー
- 教育費を払う」
- 個人情報保護、不正
- 人生のイベントに備える
- 退職を計画する
- 貯蓄と投資
- スモールビジネスを始める
国家として、お金のリテラシーを高めて、資本主義を進化させ、国民の富を安定化させようとする意志を感じさせます。国家が、国民の意思によって行動していますね。
日本も、こういうことは真似をすべきでしょう。