自宅に、約20年モノのブラウン管テレビがありました。
このたび、衝動買いでフルハイビジョンテレビに買い替え、デジタル放送に切り替えました。
デジタルのあまりの映像のシャープさに、いまさらながらビックリです。
はじめは新鮮で、あれこれ見ました。
そのうち、かつてのアナログの映像の方がほっとする気がしてきました。
なんというか、デジタルだとひとつひとつの細部まではっきり見えすぎて、情報量のインプットが多すぎる気がしてしまうのです。
アナログだと、まあ大意がわかればいいや、ぐらいの気楽さです。
20年選手のブラウン管の映りがだいぶぼやけていたので、余計そうでした。
デジタルとアナログのそれぞれの良さを感じる日々です。
そういえば、レコードからCDに変わって行ったときも、アナログの音の良さを論じる声をよく聞きました。
そのころは、音にそれほどまでに鋭敏でなかったので、ピンときませんでした。
今回は、目に見えて実感できることでもあり、「そういうことだったのか!」という感じです。
2008年4月8日火曜日
デジタルの衝撃
ラベル: テクノロジー