2008年5月31日土曜日

自分たちがNo.1

私が以前に勤めていた会社は、業界最大手の1つで、「この業界では自分たちがNo.1である」とすりこまれ、本当にそう信じていました。
「この業界で仕事するなら、いまの会社が一番。外に出るのは他業界の場合のみだ」とまで考えていました。

いま思えば、ただの傲慢と無知、世間知らずでした。
井の中の蛙、大海を知らず。

規模や業績では1番かもしれませんが、文化や取り組めるテーマや継続性など色々な尺度でみると、すばらしい会社はいくらでもありました。

「自分たちがNo.1」というのは、組織にとっては士気を鼓舞するにはよい言葉ですが、個人にとっては機会損失になりかねない妄想かもしれません。