2008年2月6日水曜日

グローバルな会社で働くということ

グローバルな会社を離れて1年以上が過ぎ、同じ人生とは思えないほどです。

ガイシケイというと、有無をいわさぬリストラなど、とてもこわいイメージがあるようです。

実際に経験した立場からすると、



【良い点】

・合理的、筋道がたっている

・とにかくいろいろなカルチャーや考え方があり、それがダイナミックな力を生む

・日本人であることの強み・改善点を嫌というほど考えさせてくれる

・世界という視点で物事をみることができる



【悪い点】

・「あれ?」と思うようなことも含めてトップの指示が絶対(組織論としては良いことなのかも)

・見栄えの良いレポート、数字づくりに走りがちになる(成果のアピールがうまいものが得をする)

・日本人ムラのある組織だと、外国人と日本人の間にはさまれて辛い立場となる場合がある



21世紀の日本の大きな流れとして、多様性の加速は必ず起きると思います。

国籍もそうだし、年齢も、性別もです。

国境を敷居を下げ、多国籍な人たちと、女性や高齢者が活躍していかなければ日本は衰退するでしょう。


グローバルに働くということが、当たり前のこととなる日も、案外遠くないかもしれません。


余談ですが、いま現在に「真にグローバルな会社」といえる会社がどれだけあるか、興味深いところです。