2009年3月14日土曜日

ユーザビリティ・テスト

マイクロソフトのユーザビリティ・テストの話を聞いて関心したことがあります。
開発中のアプリケーションを、ユーザーに自由にいじってもらい、それをビデオに撮るなどして、徹底的にユーザーの行動様式を研究し、GUIの改善にいかしているということです。
何億本(!)も売れるソフトウェアを世に送り出すのですから、それぐらい当然なのかもしれません。

しかし、e-taxのおそるべき使いにくさに苦しめられるこの季節、どうしてもマイクロソフトは偉大であると思ってしまうのです。
すぐにハングするインターネットエクスプローラや重いOSなど、首をかしげることもありますが、それでも企業努力として立派です。

e-taxは、そもそもエラーになったときのメッセージからして意味不明です。
ITにわりと親しんでいる人間にとってこれでは、そうでない層の人にとっては苦痛そのものでしょう。
これで電子申告の比率を高めようとは、あきれます。

お役所さん、ユーザーの立場でつくってください。お願いします!