2008年3月14日金曜日

否決

次期日銀総裁候補が、参院で否決されました。
理由があってのことでしょうが、どうしても違和感があります。
1つは、対案なしに、やみくもに反対しているように思えること。
ベターな案があるのであれば出すべきだし、ないのであればベストでないにしてもセカンドベストとして了承すべきだと思います。

もう1つは、候補者の心情です。
これだけの大役をひきうけるにあたり、身を削られるであろうことに相当な覚悟もしていることでしょう。それが、ただやみくもに「反対!」と言われたのでは、燃えるような思いに水をかけられた気がするのではないでしょうか。

未来を考えず、人の気持ちを考えず、対案を出さずにただ反対という人には、失望します。