知り合いのアメリカからの留学生が、MySpaceなどのアメリカのSNSとmixiなどの日本のSNSの違いについて、こう言っていました。
「アメリカでは、SNSの参加者は、実名で顔写真もバンバンのせて、自分のことをアピールする」
「日本では、アバター(自分の分身としてのマンガや写真による表現)をつくりあげて、現実世界の自分をアピールすることはあまりしない」
SNSは、日米ともに活発ですが、個人や社会にとっての役割は違いそうです。
「自分」が前面に出るカルチャーと、「誰かとつながっていたい」「どこかに帰属していたい」ということが大事にされるカルチャーとの違いかなあ、なんて勝手に想像してしまいます。
インターネットが、そのような行動様式やカルチャーまでも、国境をこえて変えていくのか、興味深くみていきたいと思います。
2007年10月11日木曜日
SNSの比較文化論
ラベル: インターネット論