2008年1月31日木曜日

青空

仕事で行き詰ったときや息がつまりそうなとき、ぶらっと外に出て寝ころべる場所を探して青空をながめます。

はじめは、あれこれと頭の中でグルグル考えます。

そのうち、ぬけるような青い色や、雲の形や動きをみていると、頭の中が浄化されていって、無心になるような気がします。

なにもせずボーッとする。

こんな時間も貴重ですね。

2008年1月30日水曜日

WEBサービス

郵便物の再配達申込みをインターネットでやってみました。
電話だと、漢字の説明などもしないといけないので、けっこう億劫です。
インターネットだと、さくさくとストレスなく申し込めます。
携帯電話からはまだ申し込めないのですが、じきにできるようになるでしょう。

インターネットによって、ストレスなく、雑事にかかる時間が短縮できるのは、まったくありがたいことです。
旅行で長期間不在にするときに郵便をとめてもらう申込みは、本局にハンコを持っていかないといけません。
これも、ゆうびんカード(?)や住基カードなどで認証してWEBでできれば、さぞかし便利だろうなあと思います。

一方で、こうして人間の行う仕事が減ると、人間はより創造的で高付加価値なことをやるように仕向けられていきます。これはこれで、けっこう大変なことではあります。
創造的であることには、それなりの努力が必要だからです。
これも、格差拡大の構造の一端でしょう。

2008年1月29日火曜日

1回休み

邱永漢さんの「楽天家でなければ生きられない」という本を読んでいたら、「人生双六は1回休みと出たら休め」とありました。

「人生はどこの国にいても、いつの時代でも、職業の如何にかかわらず風車に風が吹いてこない時があるものである。そういう時は風がくるまで待つことが大切なのである」とのこと。

いつも休まず走り続けられる人もいるのでしょうが、邱さんの言葉には何だかとてもホッとさせられます。

2008年1月28日月曜日

価値観と世間体

自分の価値観を充たすことができていると、心は平穏で、幸福感に満たされているはずです。
しかし、実はそうでもないことがあるようです。

たとえば、自分の好きなことをしていて、その瞬間はとても幸せだが、「定職にもつかず、将来どうするの?」とか、「ご近所に体裁が立たない」といった「よそ様の目」が気になり、心の底から楽しむことができないというケースです。

他人の目などまったく気にならない、という人はハッピーです。ふつうは、世間体が気になります。

この世間体というやつ、なかなか厄介ですね。
幸福のものさしを他人の目にゆだねるのか、自分でしっかり握っているのか、の違いです。
世間様の力は偉大なので、ゆずるところはゆずる、ぐらいの気持ちでいくのがいいのでしょうね。

2008年1月25日金曜日

大きな流れ

80年代の「働けば報われる」Work hard, enjoy life な時代。

90年代の資産デフレにひきづられ、グローバルな経営コンセプトが次々に輸入された時代。

2000年に入ってから同時多発テロや湾岸戦争で世界不況に突入、その後V字回復で新興国も台頭。

世界経済が飛ぶ鳥も落とす勢いだったところにサブプライム危機。


時代に変化はつきものですが、変化の振幅が少しずつ大きくなってきている気がします。


次の大きな流れの中心に、和製・日本のアイデンティティのあるものが出てくることを祈っています。

2008年1月24日木曜日

インキュベーションビル

先日、友人の会社を訪れました。
インキュベーションビルというそうで、数人規模のベンチャーが、ベニヤ板で囲まれたようなスペースで仕事しています。
会議室が1階上にあり、上から各パーティションの中が見えます。
雑然とした中から、次の雄が出てくるかもしれないと思うと愉快です。

厄年でありながら、こうした中でギラギラを保ち続けている友人も、すごい奴だと思います。

2008年1月23日水曜日

関東で久しぶりに本格的な雪です。
以前に借りていた古い一軒家には、かなり広い庭がありました。
ある冬、大雪が降り、こどもたちは庭の雪で大きな雪だるまをつくってはしゃぎました。
2-3日、雪だるまは健在でした。
寒いのはつらいですが、季節の思い出ができるのはいいことですね。

2008年1月22日火曜日

ミシガンでの夏季講座

留学をめざしている人の話を聞いて、突然にミシガン大学の夏季講座に参加したことを思い出しました。
もう10数年まえですが、人事戦略をテーマとする2週間の社会人向け講座です。
海外の学校への留学経験のない私としては、数十人の生徒たち(といっても大企業の人事部長とかですが)との濃密な共同生活は、とても新鮮でした。
ひとことでいえば、よく学び、というかよく議論をつくし、よく遊ぶ。
会社をこえて、ともに学ぶ真剣さにも啓発されました。

大学のあるアナーバーの街なみも、味わい深く、よく散歩しました。

修了してもらった盾は、けっこう立派なもので、いまも我が家に飾ってあります。
こういう学びの場が、ダイナミックな進歩を生むのだと思います。

2008年1月21日月曜日

いくところまでいったときに

変化は、行き着くところまで行ったときに、はじめて起こり始めます。

日本の将来について、悲観的な話ばかりです。
政治はねじれ、官僚汚職で国会は空転し、経済は暗雲たちこめる。

これでもか、と追い詰められたときに、ようやく「これではいけない!」という機運が高まってきます。

「なにもかもまるっきりダメ」な状態は、いちど今を捨てて変わることのために必要なことです。

明けない夜はありません。

2008年1月18日金曜日

最終回

1年間お世話になっていた比較文化論のコースの最終回がありました。
日本人としてのアイデンティティを考える得難い機会だったので、とても名残り惜しく感じられました。


全員が、自分のアイデンティティについて簡単にスピーチをしました。

私は、自分の名前(ファーストネーム)に両親がこめたおもい、それを受けて自分のこどもにつけた名前にこめたおもい、について話しました。


自分自身に「お前は誰だ?」と問いかけると、「はて、いったい誰だっけ?」とグラッとよろめいてしまうときがあります。

アイデンティティをガッチリもちつづけていきたいものです。

2008年1月17日木曜日

阪神淡路大震災から13年

13年前のきょう、私の家族は四国にいたかもしれませんでした。
岡山で友人の結婚式があり、妊娠中の妻と参加し、その帰りに私の好きな四国に寄りたくなったのです。
ところが、妻がおなかが痛いといい、そのまま東京へ帰りました。
もしも四国に行っていたら、しばらく帰れないところでした。
おなかにいた長男が、予知して教えてくれたんだね、と言い合ったものです。

犠牲となられた多くの方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。

2008年1月16日水曜日

体調がもどり・・・

風邪をこじらせてしまい、4日間ほど身体の活動が停滞しました。
いつものことながら、体調がもどると、あたりまえのことのありがたさが身にしみます。

ふりかえってみると、体調のよいときに起こす行動は、どんなささいなレベルでも、けっこう考えなしだったりします。
よくいえば、勢いがある。いいかえれば、調子に乗っているのでしょう。

体調のよくないときに起こす行動は、苦しい思いをしながらのまさに苦渋のものなので、あとでジワジワときいてきたりします。また、忘れられません。

それぞれ、良い面もあり、そうでない面もあり。
自分なりに、そういうものだと評価しつつ、使い分けてみましょう。

2008年1月15日火曜日

戦略遂行

あたりまえの話で恐縮ですが・・・
A. 戦略が良くて、実行もしている
B. 戦略が悪いが、実行し、修正している
C. 戦略が良いが、その通りに実行していない
D. 戦略が悪くて、実行も気まま

この中で、Aが最高でDが最低に見えます。
実際には、CもDも同じように最低だと思います。
なぜなら、実行してフィードバックして修正する、というサイクルがないからです。

せっかく戦略をたてても、それに愚直に忠実でなければ、進歩はない。
それを心に銘じて、やっていきたいと思います。

2008年1月11日金曜日

恒例の風邪

今年も恒例の風邪をひきました。
いつも、家族より遅れて、ひとりだけひきます。

ちょっと疲れと気のゆるみが出たのかもしれません。
風邪も年に1,2回会う友として、一生つきあうことでしょう。

この友は、傲慢な心をへこましてくれ、まわりへの感謝の気持ちを思い起こさせる、という特技をもっています。

2008年1月10日木曜日

シンプルに生きる

シンプルに生きたいと思います。
現実は、自分でもあきれるほど、いろいろなことを複雑にしてしまっています。
「なんでよりによってこんなことに手を出しているの?」というようなことが1つ2つでなく、後始末に追われたりします。

余計なこと(枝)を切り落としていって、大切にしたいこと(幹)を残す。
地味ですが、これを繰り返すことを習慣にすることが王道でしょう。

なんだか、散らかったものの片付けに似ていますね。

2008年1月9日水曜日

日常と非日常

旅行から帰ってきて、日常が再開するとき、日常のありがたさを実感します。
しばらくすると、日常の面倒くささ、重さ、退屈な繰り返しにおしつぶされて、非日常にあこがれます。
そんな振幅を繰り返しながら、これからも年輪を重ねていくのでしょう。

非日常も、それはそれであまり続くと疲れてしまうのが、不思議というか、わが心根の勝手なところです。

なにごとも、バランスが大事ということですね。

2008年1月8日火曜日

2008年をホンモノの年に

1.子(ねずみ年)は、新しい種子の中に萌(きざ)し始める年。ホンモノの萌しが見える年に!
2.八は末広がり。末=未来の世代に継承できるものに関心が行く年に!

21世紀に入ってから、カネにうかれ、勝ち負けにうかれ、ニセモノでも結果(利益や保身)を出せばよい、というような風潮が加速しました。
その中で、もっとも被害を受けたのは、未来の世代です。

2008年を、未来の世代のための本格的な幕開けの年にしましょう!