2007年12月27日木曜日

2007年はラッキーセブンだったか?

2007年は7のつく「ラッキーセブン」の年。

世相としては、イヤな雰囲気のこともありました。


  • 「偽装」がこれでもかというほど続出
    (ゴールデンウィークに伊勢に行き、ご近所に赤福を買って帰ったのに、その後の騒ぎで涙・・・。)

  • 防衛庁のドンの収賄

  • 過剰流動性による年前半の乱痴気騒ぎとサブプライムによる年後半のジェットコースター経済

  • 「そんなの関係ねえ」がはやるような「自分さえよければよい」的風潮

個人的には、生き方を変える元年で、手探りの一年でした。

来年は、もっと変化を求めていこうと思います。



2008年、八=「末広がり」の年にしましょう!

よいお年を!

2007年12月26日水曜日

クリスマス狂騒曲

今年もクリスマスプレゼントをサンタさんのかわりに買うのに一騒動でした。

年々、サンタさんへの要望が細かい指定になってきており、トイザラスをはじめとしておもちゃ屋を探し回ります。
サンタさんが来ると信じていることになっているので、気づかれずに買うのも神経を使います。

大混雑のトイザラスのレジで、同じようにヤレヤレという表情で大きなおもちゃの箱を出しているお父さんをみると、すごく親近感を感じます。

何年か前にも、リクエストのおもちゃがどこへ行っても売り切れで、ひなびたスーパーのおもちゃ屋で発見したときは達成感と徒労感を味わったものです。
親は大変ですが、やっぱり、こどものワクワクとした楽しみを大切にしてやりたいですものね。

娘のリクエストは、こなぷんという調理のおままごとセットでした。
サンタさん、ありがとうございました!

2007年12月25日火曜日

スラッシュ・キャリア

abc NEWS でOne Person, Multiple Careers というレポートを見ました。

'Slash' career というキーワードが出てきます。

コンサルタント/作家とか、アーティスト/ウェイトレスというように、1つの仕事に縛られずに複数のキャリアをもつことを指しています。

特徴として、お金を得るためのキャリア/勉強のためのキャリア/社会貢献のためのキャリア、などと目的別に複数のキャリアを使い分ける、ということがあります。


アントレプレナー(起業家精神)という言葉が随所に出てきます。

自分の身やキャリアは自分で守る、というスタンスがしっかりしているから、こういうトレンドがあるのでしょう。

2007年12月21日金曜日

自由な時間の意味

「近代の労働観」(今村仁司著 岩波新書)によれば、

・古代ギリシアでは、自由な時間すなわち余暇をもつ人が格上で、労働に時間を縛られる人は格下であった。
・余暇をもつ人間は、「語ること」をもって公共の事物を運営した。
・労苦から解放されるという意味での「自由」ならびにそれを支える「余暇」は、文明の価値基準であった。
・古代の文明は、余暇の文明であり、無為を理想とする文明であった。

とあります。


西洋人が、日本人に比べて長期の休暇を義務のようにとる背景には、このような考え方があるのかもしれません。

資本主義は、勤勉であることを格上とする文明をつくりました。

自由と無為は、資本主義の辞書では「ぶらぶら、ぐーたら」ということになります。

しかし、文化的なものの多くは、自由と無為から生まれているように思います。

資本主義がますます加速化する世界において、自由と無為が対抗する「ありよう」として浮上できるのか、それによって文明の行き先が変わるように思います。

2007年12月20日木曜日

中小企業家同友会

コーチングの師匠の薦めで、中小企業家同友会の勉強会にオブザーバーとして参加しました。
自分で会社を興して切り盛りしている方々が、熱心に議論します。
業種も、実にさまざまです。
大企業のサラリーマンの集まりとは、まったく違うなあ、とつくづく思いました。

戦艦に乗っているのと、自分でヨットを操縦しているぐらいの違いがあるのでしょうが、大海原を自分で操縦したほうがエキサイティングですよね!

おっと、沈まないようにしないと・・・。

2007年12月19日水曜日

スポーツクラブでの乱射

先日、スポーツクラブに行く曜日の日でしたが、佐世保のスポーツクラブでの乱射事件にかこつけて、気が乗らないとさぼりました。
これはまったく意志の弱い私の言い訳です。

しかし、この事件は、「一寸先は闇」の象徴のような事件です。
人と人が寄り添って生きていく社会の、暗黙の了解とかルールとか忍耐とか許容とか、そういったものをすべて壊されている気がします。

社会の在り方を覆すネガティブな波が広がらないように、祈っています。

2007年12月18日火曜日

得難き人

お世話になった方の突然の訃報に呆然としました。
告別式は、お人柄をしのばせる大人数で心温まるものでした。

・世の中の序列的にはたいそう偉いのに、きさくで人間味たっぷり
・決して人の悪口を言わない
・いつも前向きで、若者を応援
・たくさんの友人に恵まれている
という、すばらしい方でした。

日銀時代の同期の方の弔辞を聞き、熊本やロンドンでもご活躍だったと知りました。
中学からのご友人の方の弔辞も、友情にあふれる内容で涙をもらいました。
仕事にも、家族にも、友情にも、なんという充実した人生を駆け抜けていかれたことでしょう。

遺影に、「お前もしっかりやれ!」とどやされた気がしました。

松田京司さん、享年64歳。
ご冥福を心からお祈りします。

2007年12月17日月曜日

平穏無事

家族が、順ぐりに風邪でダウンしていきます。
同じ屋根の下にいるのですから、しかたないことです。
誰かが調子を崩すと、いつものリズムが狂うわけで、あらためて「つつがないこと」のありがたみを感じます。
平穏無事。これほど幸せなことはないのかもしれません。

2007年12月14日金曜日

こどもの研究発表

小学生の長男が、高熱で学校を休みました。
その夜、先生から電話があり、「あしたの午後に研究発表があるのですが、来られそうですか?」とのこと。
2学期の後半、準備をすすめてきたそうです。

当日は、なんとか熱も下がり、昼から参加できました。
せっかくなので見学させてもらいました。

それぞれ、1-5人のグループ毎に、外国についてテーマを決めて研究した内容の発表です。
自分の小学校時代を思い出し、こういうことの積み重ねで協働や学ぶことの楽しさを体感していくのだなあ、とあらためて感じました。

学校とは、ありがたいものです。

2007年12月13日木曜日

先生に携帯メールで質問???

大学での授業で、質問があったら携帯で先生にメールし、それをみて先生がその場で答える、という話を聞きました。
この目で見たわけではないので真偽はわかりません。
しかし、コミュニケーションのスタイルも変わっていくのだろうなあと感じます。

単純に、「日本の学生は、その場で手を挙げて質問したり討議することもできないのか?」と嘆くのは少し早計かなと思います。

いまや、スカイプやWEBセミナーなどで、チャットを併用します。
ひょっとしたら、テキスト(文字)を併用したコミュニケーションというのも、効率的であり、新しいコミュニケーションの形なのかもしれません。

決め手は、コミュニケーションの目的がなにか、でしょう。
必要な知識を得ることが目的であれば、効率的でありたいし、相手をより理解したいと思えば、顔と顔を1メートル以内に近づけて話したほうがよいでしょう。

それにしても、コミュニケーションの選択肢がどんどん増えていきますね。

2007年12月12日水曜日

2008年の抱負

2008年、「夢を書くサイト」に100万人の夢や目標を書いてもらう!

末広がりの「8」の年の抱負です。
夢を書くサイト enablife.co.jp にたくさんの夢を集めて、前向き・上向きの輪を広げたいです。

でかいことを言いましたが、まずは1つずつ、コツコツ積み重ねていきます。







2007年12月11日火曜日

一芸に秀でる

マラソン大会があり、娘と親子ペアというので2km一緒に走りました。
風が強かったのですが、天気が最高で、気分爽快でした。

ゲストに増田明美さんが来て、ワンポイントレッスンをしました。

「マラソンで勝つためにしたことは?」という観衆(こども)からの問いに、

「毎日1時間半かけて腹筋を3千回した。
なにか1つ、これは自分しか絶対やっていない、というものがあると、本番で支えになる。
私も、レースのスタートでは大きい外国人に囲まれてドキドキしたが、きっとみんな腹筋3千回はやっていない、と思うと落ち着いてスタートできた。」

と答えていました。

やっぱり、一流の人は違うなあ、と感じた瞬間でした。

御主人が横におられて、「この人(夫)は、今年の東京マラソンでゼッケンに『増田明美の夫』と書いて走ったんですよ」とのろけていたのが微笑ましかったです。

2007年12月10日月曜日

迂闊

「ああ、しまった!」と思うことがあります。
自分の迂闊さに呆れます。

「ああすべきだった」、「どうして△△しなかったのだろう?」などというおもいが頭の中をグルグルまわります。

過去は変えられません。次は迂闊にならないように、学び取ろうと前向きに考えたいものです。

そうはいっても、すぐには気持ちを切り替えられない・・・。
そういうときは、しばらく歩いたり、映画をみたりして、身体と脳のスイッチを切り替えるようにしています。

迂闊でない自分になりたいのですが、ナントカは死ななきゃ(死んでも?)直らないようです。
こういうことの繰り返しで、思わぬめっけものの体験をできたりもします。
負け惜しみですね・・・。

2007年12月7日金曜日

太陽の黙示録

「太陽の黙示録」というマンガを今頃知り、読んでいます。
大地震によって日本が南北に分断され、北は中国、南はアメリカの支援のもとに国を再建する物語です。

小松左京の「日本沈没」と同じように、平和ボケした自分の頭をガンと殴ってくれる作品です。

明治維新や第二次世界大戦など、破壊的創造によって生まれ変わってきた日本に、また生まれ変わろうというメッセージをこのマンガから感じます。

いざというときに、自分ならば家族のため、人のため、国のためにどう行動するか、考えさせられます。

2007年12月6日木曜日

同化 Assimilation

異文化に入って行き、同化する、という課題があるとします。
たとえば、日本人が米国aに行って、米国の文化や歴史を理解し、自分を合わせます。
そこには、同じ社会の一員になりたい、という動機や、異文化への好奇心などがあるでしょう。

逆に、外国人が日本に住んで、日本に同化しようとしたとき。
よくある声としては、日本人は閉鎖的・保守的で、何十年暮らしても日本人になることはできない、といわれます。

しかし、同化ということが「ある確たる行動様式や文化に自分を合わせ、一体化すること」だとしたら、1つ大きな疑問があります。

それは、いまの日本に「確たる行動様式や文化」があるのか?ということです。

一般論としての日本人らしさや日本文化的なもの、これらは過去の遺産として残っているだけで、いまや「限りなく日本的なもの」は薄くなってしまっているのではないでしょうか。

ある意味で、どうとでもなびく日本人、ある意味で主体性がなく自立していない日本人。

外国人にとって、同化しようにもその対象がないのではないか。

ふと、そんなことを考えてしまいます。

2007年12月5日水曜日

ぶーちゃんとおにいちゃん

4歳の娘は、「ぶーちゃんとおにいちゃん」という絵本がお気に入りです。



なんでもおにいちゃんのまねをしたがる弟のぶーちゃんです。
「おにいちゃんがいねむりすると、ぶーちゃんもいねむり」とか、4歳児が読むとまたかわいらしいのです。

ふと、身の回りにもまねっこが多いなあと思いました。
「おにいちゃん(ニューヨーク株式市場)がさげると、ぶーちゃん(東京株式市場)もさげる」
「おにいちゃん(先輩の官僚)が意地汚いことをすると、ぶーちゃん(元防衛事務次官)も意地汚いことをする」

よいことのまねっこは増やしたいけれど、よくないことのまねっこはやめたいですね。

2007年12月4日火曜日

政治を語らない日本人

私も含め、身の回りで政治について議論をかわすことはほとんどありません。

これは、ただひたすら不信感をうえつけられてきたために、アホらしくて何も言う気になれない、ということもあるでしょう。

某高官夫妻のゴルフ接待などで政治の空白が続くなど、何事かと思ってしまいます。

領収書問題も、民間人からしたら絶句するしかない次元の話です。

でも、自分たちの手で代表を選ぶのだという意識が薄いのも確かだと思い、反省します。

知り合いのアメリカ人青年に、日本の政治の不可思議について次々にきかれても、タジタジとして答えられない自分がいます。

まずは、政治に関心をもち、自分のことばで意見を語るところから始めようと思います。

2007年12月3日月曜日

持久走大会

小学生のこどもの持久走大会がありました。
河原をけっこう長く走ります。

実力差があるので、トップの子と最後尾ではずいぶんと差があります。
すこし障害のある子もいて、ひときわ遅くなったりします。

先生も生徒も親も、「抜かせー」とか、「最後まで全力出せー」とか叫びいます。

そこには、全力で競争して、勝っても負けてもやりぬけ、という清々しさがあります。

最後のほうの子がゴールするときには、あたたかい拍手が続きます。

やっぱり、競争しないでごまかしてはダメですよね。